目指す未来に ⑸

「さてと園風さんと私の関係がわかった今の貴女なら次も予測が出来るとは思うけど、絵はお描きになる?」「いや、私は、、、」嫌な予感がする。「うふふ。まぁ、貴女まで画家にしようとは私も考えていないわ。代わりに私の孫を紹介するわ」「お孫さんを?」頷いた。

「私の孫、美咲を貴女の二番目の客人に指名するわ。報酬は「お代はいりません。その代わりに貴方の話を」でしたわね?」

喫茶店 香風のコンセプトを理解して尚、指名するとはと目を丸くした。「えぇ、まぁ」「美咲もまた画家になったばかり。でもね、溢れた才能があっても私には出来ない事があったのよ。貴女には彼女の話を聞いて欲しいの」うーん、何かが違う。「私、カウンセラーじゃないので本当に聞くだけですよ」直球に返した。「いいわよ」電話の主は言い切った。「美咲が気に入れば貴女の今の悩みも解決出来るかもね」と、付け加えて。