契約の交わり ⑷

その間でも出し入れする指先の動きが止まらない。
はぁ…はぁ……はぁ…はぁ……。
東さん自ら離れた。
「西野さんも触りたい? 」
YesもNoも言わないが、東さんも着ていた服を脱ぐ。まだ薄い色の乳輪がピンと立って見える。肌も月光に照らされて青白くなっている。
「西野さん、何故こんなことするの? 」
すると徐ろにあの『鏡』を出した。
「もう一人の私が教えてくれたのです。この『鏡』のコト。西野さんの中にもいる巫女の存在も」
「東の巫女が出る時って貴女が寝ている時じゃ……」
「そう。私は夢の中では一人じゃない。あの巫女が現れてからは何も寂しくなかった。そして巫女が言った。あの『鏡』を探している巫女を宿す人間が現れると……。西野さんも『鏡』を持っていた……悟ったの。コレは偶然じゃなく必然な出会いだって」
「だからって、こんなことするのは…… 」
「『鏡』……集めないといけないんでしょう? もう一人の私……東の巫女は良くても私は違う。『鏡』が欲しいなら言うことを聞いてください、西野さん」
指が更に食い込む。
「あ……い…いや……」
「西野さんは『鏡』が、私は西野さんが欲しい。だから交換条件で契約しましょう」
契約? 交換条件?
「私は西野さんに『鏡』を渡します。その代りに私のモノになってください。今みたいに熱くキスして抱き合う身体の関係に……」
「 な、何一方的に決めているの! そ、そんな条件が飲めない! 」
激しく拒絶した。
突然巻き込まれた『鏡』の為になんて出来ないと言わんばかりに。
「仕方がないですね。『鏡』……割りましょう。巫女達はエネルギーが集められない、この星は動乱の世の中……。今の西野さんに選択肢はありません。大人しく私に抱かれてください」
深く入った指を出し入れする。
「あ……あん…あ……ん」
「わかりましたか? わかりましたら返事をしてください」
東さんの指が奥に入り更にかき混ぜる。