小説

今井純志が書く物語です。

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

絵描きの夢は ⑵ 入ってきたのはおそらく私より年上だ。背は私よりも低く眼鏡をしているが反射が無いから伊達だ。そ...

クチビルに誓いを

古の巫女と『鏡』 ⑴ 今日は本当に色々とあった。本物の真那がクラスメイトとして現れて紗江とキスをして……。と、...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

絵描きの夢は⑴ 海の波音がよく聞こえる。窓から見ればキラキラと光る波が美しい。そしてカーテンを靡かせる風は潮の...

クチビルに誓いを

紗江の告白 ⑹ さ、紗江⁇「ゔ、う……」更に紗江の舌が私の口の中で絡めてくる。どうしちゃったの? ねぇ。私の舌...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

目指す未来に ⑸ 「さてと園風さんと私の関係がわかった今の貴女なら次も予測が出来るとは思うけど、絵はお描きにな...

クチビルに誓いを

紗江の告白 ⑸ 結局、紗江は家の近くの公園まで送ってくれた。確かに同じ方向で中学校からずっと友達でいてくれて、...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

目指す未来に ⑷ すると電話越しの老女らしき人は言う。「うふふ、そっくりね。園風さんがあなたを跡継ぎと指名した...

クチビルに誓いを

紗江の告白 ⑷ 目が覚めた。天井が白い。「大丈夫? 加奈」「紗江? どうして? 」横たわる私の側にいたのは真那...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

目指す未来に ⑶ 例えばこれを完成させたらいいが果たして祖母が描いた絵としては売れるのだろうか?そもそも私は絵...

クチビルに誓いを

紗江の告白 ⑶ 「貴女の部屋にもあるこの『鏡』……。私のは四分の1しかないけど貴女の中にある古の巫女の記憶の『...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

目指す未来に ⑵ とりあえず鍵を開けた。ギギギと軋みながらドアが開くと同時に埃が舞い上がる。手で仰ぎながら中へ...

クチビルに誓いを

紗江の告白 ⑵ 私はどーも苦手だ。人生16年しか生きていないけど、こんなにもはっきりと苦手と言える人には出会っ...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

目指す未来に ⑴ 「ありがとうございました」とお礼を言うと紳士は軽く手を上げて喫茶 香風を後にした。その間際に...

クチビルに誓いを

紗江の告白 ⑴    お昼休みになった。「加奈、屋上に行こう」「うん」紗江に誘われて屋上に出た。雲ひとつない晴...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑻ 「それじゃ、そろそろ御暇するよ。お代は? 」立ち上りポケットを探る。「お代はもういただきまし...

クチビルに誓いを

編入生-東 真那 ⑷  私、この学校では『天才』らしい。たまたま入学試験のヤマが当たって、たまたま満点を取った...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑺ 「その本、若い青年の青春小説ですよ。友情や恋愛、未来の葛藤など。実にリアルでまるで聞いてきた...

クチビルに誓いを

編入生-東 真那 ⑶ あの夜から一週間目の朝が来た。一階からトーストの香ばしい匂いが二階の部屋にまで入り込んで...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑹ 「でも本当に知らないのですか? 」「『彼女』のコトをかい? 」「ええ」それを聞いて口許が緩む...

クチビルに誓いを

編入生-東 真那 ⑵ 「もう〜ナンなのよ! 知らない鏡が出てきて、知らない娘から知らない話まできかされてさ!一...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑸ 確かに職場によってはわからない。「どんな話をしたのですか? 」見えていない相手に話すことは大...

クチビルに誓いを

編入生-東あずま 真那まな ⑴ はぁ、はぁ、はぁ…。私はいつになく激しい寝汗をかいて起き上った。普段の私には有...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑷ 再びコーヒーを口に運ぶ。「顔も姿も見なったのですか? 」「ああ」「なぜ、懐中時計が合図になっ...

クチビルに誓いを

業火の中で 業火の中で見つめ合う二人。その瞳にはお互いの顔しか見えていなかった。崩れ落ちる建物の音も、入り込む...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑶ スプーンでカップの底に溜まった砂糖を救い出して口に入れた。「どんな方でしたか? 」カウンター...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑵ 雰囲気は紳士。髪は綺麗な黒の髪にわずかに白髪が混じる。服装はTシャツにGパン。体格も歳から推...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

最初の客人は ⑴ 海の波音がよく聞こえる。窓から見ればキラキラと光る波が美しい。道路を走る車や貨物トラックのタ...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

私は今日もカウンターに立つ ⑷ 喫茶 香風は見た目は実に時代を思わせるノスタルジックな雰囲気を漂わせている。使...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

私は今日もカウンターに立つ ⑶ 葬式や相続やで色々としていると一か月なんてあっという間に終わる。四十九日までは...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

私は今日もカウンターに立つ ⑵ メニューはない。注文は言う。「それはなんと無茶苦茶な」苦笑いでしかない。祖母も...