喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

絵描きの夢は ⑼ 「祖母は私にこう仰ったわ。貴女があの娘を画家にしなさい。と。そのうちに貴女が抱えているモノも...

水を撒く

少しでも涼を求め水を撒く冷たいと 触る桶も冷えてきた手の平で感じる 少しでも曇りを求め水を撒く風吹いた 乾く汗...

汝また

哀しみと選択は別だ特別になるほどに 皆にあるこの権利は住む国の未来そのもの 死ぬまでに満足はしたか結末は別にし...

クチビルに誓いを

契約の交わり ⑵ 他人と寝ていることを忘れていた。三十分、一時間と時が経つ。裸で寝ているとはいえ、二人の身体が...

短冊に

短冊に願いを込めて一気に書いた 早く終わればいいと何もかも嫌だから 短冊をくくりつけたキツくしっかりと 早く終...

生温い

程よい暑さで降る雨その後 生温い風吹きつけてなんとなく気分削いで 歩くとわかるよ地面からくる熱 生温い熱押しつ...

寝たいから

蒸し暑いその夜も寝たいから飲む酒 まずはそのまま一杯アテもなく 扇風機その風で寝たいから飲む酒 次は湯を入れ一...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

絵描きの夢は ⑻ 言い切った途端に笑いが起こった。大笑いじゃないが他に客がいない店内に響き渡る。 「久しぶりに...

溺れて

いかにも便利であろうが溺れてはいけない 信じすぎるその過信が混乱を招く たまには不便利を知る溺れてはいけない ...

学び直しを

学生から遠のいた 随分と仕事恋愛と様々経験して 時代も状況も一変したアップデートの学び直しを 世代間も生活も ...

クチビルに誓いを

契約の交わり ⑴ 意識が身体に戻った。倒れているのに同時に襲う目眩が酷い。部屋のドアが時計回りに回って見える。...

熱帯夜

寝苦しいが寝ないと寝ないと繰り返して 電気も水も節約して熱帯夜我慢して 起きてしまう水を飲み汗を拭いて繰り返し...

対策

いつだって万が一の備え考え対策講じる 暑すぎてただ飲むだけは無理があると水筒をみる 水だって枯れればお終いかと...

寝たか

近頃思う寝たか寝てないか分からない 時間の狭間その奥深く吸い込まれ堕ちていく 近頃思う寝たか起きているか気付か...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

絵描きの夢は ⑺ 私はサイフォンに残った豆のカスを棄てる。彼女は黙々とガトーショコラを食べ、最後にコーヒーを一...

選ぶ

そう選ぶ迷いながら決めつつあり降り戻る 言い訳しないそう決めてもまだまだ迷い続け 即選ぶガンとしてはあと一歩だ...

休みには

休みには退屈はしない忙しくするわざと 切り替えてなんて言葉は気持ちだけ私は思う 休みには堕落はしないテキパキと...

クチビルに誓いを

古の巫女と『鏡』⑹ 「お互いの唇、胸、脚まで絡めた。上下から白濁る愛液も溢れた。周りの戦火なんて忘れた。やがて...

熱量

表面じゃない素のあなた知りたい言葉の奥の 熱量増すこの夏は冷やさずに願うだけ 上っ面だけはもういいか知りたい言...

聞く力 選ぶ力

カオスな今は節目が大事聞く力選ぶ力 好みじゃなく現実的なビジョンで選ぶ時代 目指して今も未来を創る聞く力選ぶ力...

忘れて

たまには忘れて寄り道を 知らない道知らない景色知らない人知らないだらけ 気分で忘れて寄り道を 行きたい道行きた...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

絵描きの夢は ⑹ 彼女は続けた。「例えば鉛筆を今はこう持って貴女を描いています」アルコールランプの火を消す。「...

夏へ

日々 暑くなる蝉時雨の中歩道を歩く 日傘をさす時間も長くなるまたきたよ暑い日々が 空 真っ青に雲は真っ白に彩り...

蒸し暑い

蒸されたように圧迫される空気感伝わって 汗をかいて息を吐く歩くのも嫌だと 風が吹いても圧迫される循環さは辛いか...

クチビルに誓いを

古の巫女と『鏡』⑸ だけど今の私は聞きたい一心しかない。「そこで卑弥にも巫女のチカラがあると信じさせることにし...

螺旋階段

ぐるぐるとぐるぐると回る様は生き様のよう 螺旋階段登り着いたその先は何が見えるか 一歩一歩と一歩一歩と今日も歩...

ちょうどいい

色々だがちょうどいい食べ物みつけたい つまみたい量は微妙だけど満足出来るそんなモノ 色々だがちょうどいい飲み物...

梅雨入り

雲が覆う雨がパラパラ風も吹いて寒気がする 梅雨入りした少しだけ楽になった自分がいる 蝉が鳴る蝸牛が這う紫陽花咲...

喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する

絵描きの夢は ⑸ 「私、本当は旅をしたいんです」彼女の口から聞いた口調は真剣だった。スケッチブックに鉛筆を走ら...

美味とは

美味とは感謝を口で噛むと味わって 一日一膳ゆっくりと振り返すその時間 美味とは喜びを喉で呑むと味わって 一日一...